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蟹が行く手を阻む
これまでも遠隔操作ツールは仕事で普通に使用していたのですが、このコロナ禍の中、リモートワークやビデオ会議等のよりネットワークアプリケーションを利用する場面が増えてきました。
そこで光回線を5Gや10Gプランへ高速化する前に、まずは社内の環境整備をということで、最新の無線規格である802.11axに手を出してみました。
そこでハマったことが複数ありましたので、新しいものに飛びついて痛い目を見た人柱情報ということで書いてみたいと思います。
まず802.11ax化をしようと思い立った2020年7月末の時点で、入手可能な無線LANルータで有線LANポートも10Gbps対応ものとなると、機種が大変限られており、いつもよく使うBuffalo社のものではWXR-5950AX12という機種のみといった状態で、しかも人気機種のようで、近場の量販店に取扱いが無く、ネットショップを見ると在庫ありとなっていても、ちょっと見ないうちに売り切れ入荷待ちとなっていました。
そこで次点のNEC製Aterm WX6000HPをという機種を入手することにしてみました。
一方、無線子機の方は802.11ax対応のものはBuffaloがまだ販売していなかったので、とりあえず802.11acの子機で接続だけしてみました。
そうすると、まず一つ目の問題が発生しました。
あれおかしいと思い、ノートパソコンの無線LANアダプタで接続をしたところ、何も問題なく繋がりました。
そこでBuffalo WI-U2-433DHPのドライバの削除と再インストールを行ったり、Buffaloの接続ツールで繋げようとしてみましたが改善せず、メーカーとのやり取りをして、色々改善方法をお教え頂いたのですが好転しませんでした。
万策尽きて、Aterm WX6000HPが来るまで使用していた無線親機Buffalo WSR-2533DHPLを中継機として、これとデスクトップパソコンをLANケーブルで結んでみました。
今度はうまく接続できました。ただ無線子機なら不要な電源が余計に必要となるのが痛いですが仕方がありません。
スピードテストをすると、下りが200Mbps弱、上りは機嫌が良いと300Mbps台と、なかなか満足いく数字でした。
これなら、10G回線にいつしても大丈夫な気がします。
プリンタやスマートフォンには普通にSSIDが表示され接続もできるのに、一部のノートパソコンだけSSIDが表示されなかったのです。
ここで一つ目の問題とちょっと似ているという感触を覚えたので、子機側のチップセットドライバーがどこ製なのか確認したところ、どちらもRealtek社のものでした。
他のIntelやAtheros製のものでは問題なく繋がっていました。
つまりこの2つの問題は相性が原因だろうと思います。ドライバのメーカーが対応してくれればいいのでしょうが、現時点では見通しが立たないので、無線子機はIntel製ドライバのものを指名買いした方がいいように思います。
そこで光回線を5Gや10Gプランへ高速化する前に、まずは社内の環境整備をということで、最新の無線規格である802.11axに手を出してみました。
そこでハマったことが複数ありましたので、新しいものに飛びついて痛い目を見た人柱情報ということで書いてみたいと思います。
まず802.11ax化をしようと思い立った2020年7月末の時点で、入手可能な無線LANルータで有線LANポートも10Gbps対応ものとなると、機種が大変限られており、いつもよく使うBuffalo社のものではWXR-5950AX12という機種のみといった状態で、しかも人気機種のようで、近場の量販店に取扱いが無く、ネットショップを見ると在庫ありとなっていても、ちょっと見ないうちに売り切れ入荷待ちとなっていました。
そこで次点のNEC製Aterm WX6000HPをという機種を入手することにしてみました。
一方、無線子機の方は802.11ax対応のものはBuffaloがまだ販売していなかったので、とりあえず802.11acの子機で接続だけしてみました。
そうすると、まず一つ目の問題が発生しました。
暗号化キーを受け付けてくれない
Aterm WX6000HPのセットアップを終え、デスクトップパソコンに挿した無線子機Buffalo WI-U2-433DHPで、表示されたSSIDをクリックして暗号化キーを入力しましたが「このネットワークに接続できません」と表示され失敗します。あれおかしいと思い、ノートパソコンの無線LANアダプタで接続をしたところ、何も問題なく繋がりました。
そこでBuffalo WI-U2-433DHPのドライバの削除と再インストールを行ったり、Buffaloの接続ツールで繋げようとしてみましたが改善せず、メーカーとのやり取りをして、色々改善方法をお教え頂いたのですが好転しませんでした。
万策尽きて、Aterm WX6000HPが来るまで使用していた無線親機Buffalo WSR-2533DHPLを中継機として、これとデスクトップパソコンをLANケーブルで結んでみました。
今度はうまく接続できました。ただ無線子機なら不要な電源が余計に必要となるのが痛いですが仕方がありません。
スピードテストをすると、下りが200Mbps弱、上りは機嫌が良いと300Mbps台と、なかなか満足いく数字でした。
これなら、10G回線にいつしても大丈夫な気がします。
SSIDさえ表示されない
さて、別件で無線親機を802.11ax対応のBuffalo WSR-1800AX4と、プリンタとパソコン及び各種端末の接続という無線ネットワーク構築案件に携わったのですが、二つ目の問題が発生しました。プリンタやスマートフォンには普通にSSIDが表示され接続もできるのに、一部のノートパソコンだけSSIDが表示されなかったのです。
ここで一つ目の問題とちょっと似ているという感触を覚えたので、子機側のチップセットドライバーがどこ製なのか確認したところ、どちらもRealtek社のものでした。
他のIntelやAtheros製のものでは問題なく繋がっていました。
つまりこの2つの問題は相性が原因だろうと思います。ドライバのメーカーが対応してくれればいいのでしょうが、現時点では見通しが立たないので、無線子機はIntel製ドライバのものを指名買いした方がいいように思います。