見出し等の強調としてArial BlackというフォントをWindows XPの頃からよく使用しています。
Windows 10でPDFが簡単に作れるようになったため、いつものWord文書をPDF化していたところ、このフォントの部分が斜体に変わっていることに気づきました。

確かこのフォントはレーザープリンターに付属のCD-ROMに収録されていたフォントファイルで、OSがXP → 7 → 8と変わっても使い続けてきたもので、今回新しいOSとは相性が悪かったみたいです。
このフォントは世界の様々な方がメンテしているようで、各所からダウンロードできるのですが、今回斜体にならないものということで、こちらからダウンロードしたものを使い、次の手順でインストールとテストを行います。
  1. C:\Windows\Fontフォルダ内のArialフォルダアイコンをダブルクリックしておきます。
  2. ダウンロードしたariblk.ttfファイルを手順1のフォルダに上書きコピーします。
  3. Wordを起動して、Test等とアルファベットを入力し、その文字の英数字用フォントをArial Blackに変更します。
  4. ファイルメニュー → 名前を付けて保存メニューとクリックします。
  5. プリンタをMicrosoft Print to PDFに切り替え、印刷ボタンをクリックします。
  6. ファイル名を入力するよう促されますので、適宜名前を付け、デスクトップに保存します。
  7. デスクトップに作成されたPDFファイルを開き、フォントが斜体になっていないことを確認します。
その他にPhotoshop等のAdobe製品を使用している場合は、ariblk.ttfC:\Program Files¥Common Files¥Adobe¥Fontsフォルダにもコピーします。