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Font Awesomeバージョンアップへの対応
本サイトにも多用しているFont Awesomeがバージョン5にアップグレードしました。
今回のバージョンでは、個々のアイコンの名称やマークアップタグに変更がありましたので、これに対応した経過を記述してみたいと思います。
Get started with Font Awesome(英文)を見てみると、利用方法が次の通りとなっています。
またクラス名変更の有無に関わらず、前バージョンでは同時にマークアップされていたfaクラスが、新版ではfab、far、fasのいずれかに変わっていますので注意して下さい。
変更作業を楽にするために、予めバージョンアップ前後のマークアップタグを抽出しておき、エディタソフトを使って新しいタグに置換すると良いと思います。
CSSの記述例は以下の通りです。
各々のアイコンのユニコードは、前段手順04-03で触れたページ内で確認できます。
今回のバージョンでは、個々のアイコンの名称やマークアップタグに変更がありましたので、これに対応した経過を記述してみたいと思います。
Get started with Font Awesome(英文)を見てみると、利用方法が次の通りとなっています。
- Javascriptで実現する方法
- CSSによる方法
- デスクトップで使う場合
- Font AwesomeのサイトからDownload Freeボタンをクリックして入手します。
- 入手したZIPファイルを解凍し、解凍されたフォルダ内のweb-fonts-with-cssフォルダをサイトの然るべきディレクトリにアップロードしておきます。このときアップロードしたフォルダの名前をfont-awesome等のように適宜変更しておきます。
- アイコンを表示させたいページのheadタグ内に下記の行を記述します。
これは、web-fonts-with-cssフォルダをドキュメントルート直下にアップロードして、font-awesomeと改名した場合ですので、href属性の設定値は、ご利用の環境に合わせて適切に変更して下さい。<link href="/font-awesome/css/fontawesome-all.css" rel="stylesheet">
- アイコンの中には名称の変更や、廃止となったものがあります。
そのためFont Awesome Iconsのページにて、これまで使用していたアイコン名について、ひとつずつ存否の確認をする必要があります。
例えば、これまでメールのアイコンとして使っていた封筒のイメージが、新バージョンでも使用できるか確認する場合を想定してみましょう。
- まず前掲ページの検索フォームに封筒を意味するenvelopeとキーワードを入れて検索すると、概念が近いイメージのアイコンがリストアップされます。
- リストの中にenvelopeアイコンがありますので、これをクリックします。
- そのアイコンの詳細ページが開き、というマークアップ用タグが表示されていますので、これをコピーします。
<i class="far fa-envelope"></i>
- 修正したいページ内のとなっている個所を、手順04-03でコピーしたタグと置き換えます。
<i class="fa fa-envelope-o"></i>
- 以下使用しているアイコンの個数だけ、手順04の部分を繰り返します。
またクラス名変更の有無に関わらず、前バージョンでは同時にマークアップされていたfaクラスが、新版ではfab、far、fasのいずれかに変わっていますので注意して下さい。
変更作業を楽にするために、予めバージョンアップ前後のマークアップタグを抽出しておき、エディタソフトを使って新しいタグに置換すると良いと思います。
行頭記号等に使用している場合
この段落の見出しタグに使っている行頭記号にFont Awesomeのアイコンを用いるには、CSSをカスタマイズすることで実現しています。CSSの記述例は以下の通りです。
h4:before {
font-family: 'Font Awesome 5 Free'; /* Ver.4から変更されました */
content: '\f192'; /* 黒地に白丸アイコンのユニコード */
margin-right: 3px; /* アイコンと文字が近づきすぎないように */
}