弊社のお客様がお使いになっているBrother DCP-L2450DWで、Excel等から印刷できない。通常使うプリンターに設定すると、エラーコード0x00000709が表示されるとのヘルプコールを頂戴しました。
ネットの情報では、レジストリで該当する個所のアクセス許可でEveryoneをフルコントロールにする方法や、共有プリンターの接続設定を追加する方法等が得られます。
前者はイレギュラーな感じだし、後者は本件に該当していないようなので、ひとまず今回はドライバの再インストールで対応してみました。
まずコントロールパネルのデバイスとプリンター画面から当該プリンターを削除しました。
次にメーカーサイトからフルパッケージのドライバをダウンロードしてインストールしました。
お客様では無線ネットワークで接続したいとのことですので、当該プリンターは無線接続する場合も一旦USB接続して設定する必要があるとマニュアルに記載があります。
そこで、ウィザードに従ってUSBケーブルを接続しますが、プリンターのドライバはタスクバー付近に表示されるバルーンの情報からインストール実行中のようですが、ウィザード画面が進捗せずインストールをキャンセルするしかありません。
何回か初めから繰り返してみましたが、結果は変わらず。
しかたなく、付属のCD-ROMでインストールしてみると、問題なくネットワークプリンターとしてインストールが完了しました。
インストール後に再起動を要求されましたので、それに従い再起動し、仕上げにコントロールパネルのデバイスとプリンター画面で当該プリンターを通常使用するプリンターに設定しようとすると、またも0x00000709のエラーが出ました。
そこでプリンターのプロパティメニューで、ポートタブをみると、USBポートに設定された状態でグレーアウト表示されていました。
しかも他のポートに変更することや、ポートの追加ボタンもクリックできない状態でした。
ふと全般タブを開くと、プロパティなる見慣れないボタンがあります。
これをクリックすると、ポートタブ画面の各要素がクリッカブルになりました。
そこでポートの追加ボタンをクリックし、Standard TCP/IP Portをクリックしました。
プリンターに設定されたIPアドレスを設定し、適用ボタン、OKボタンをクリックし作業完了です。
これで通常使用するプリンターに設定メニューをクリックしてもエラーが出なくなり一件落着です。