ここのところ、ハードディスクのトラブルシュートで飛び回っていましたが、また別の2カ所のお客様からNASのエラーが出ているとのことで、お伺いしました。

一つのお客様では、エラーとなっているハードディスクを取り出して見ると、またしても東芝製DT01ACA系です。しかもまだ製造してから3年経過しておらず、先日の別の案件と同じ傾向です。
悲しいかなNASメーカー指定の交換用ハードディスクもまた東芝ですし、加えて東芝製DT01ACA系の故障率についてはこんな記事もあるようですから、今後バックアップはしっかりとって頂いて、万一に備えて頂くより他ないのかなと思います。
今回はひとまずディスクを入れ替えてRAID5のリビルドをして退出です。
もう一か所のお客様の方は、さすがに東芝製ではなくWestern Digital製でした。
こちらはRAID1で運用されていたので、まだ見える方のハードディスクから至急バックアップを取る必要があったのですが、大容量のデータをコピーできる先がないとのことで、弊社からUSB接続のハードディスクを持ち込み、とりあえずNASのUSBポートに接続してそこにデータを退避しつつ、代替のNASを新調頂くようにお願いして退出しました。
ハードディスクの寿命は3から4年と言われていますが、まさにそのくらいかむしろ短い年数でのトラブル発生が頻発している現状に鑑みて、こまめに交換のご提案をしていかなければならないかなと思います。