以前の記事で、CSSに:before疑似クラスでユニコードを記述する方法があることを書きました。
この方法を用いてfa-bullhornアイコンを特定のliタグに対して利用しようとすると、画面にアイコンが表示されないという現象に遭遇しました。

他のアイコンでもそうか確かめると、ちゃんと表示されるものもあり、頭を抱えてしまいました。
JQueryを使用して強制的にアイコンを表示させる方法も考えたのですが、できればCSSのみで済ませたいので、もう少しよく調べてみることにしました。
現時点でFont Awesome最新版のことなので、英語の情報しかないだろうと思い、ひとまずGoogleでfont awesome free css content unicode not workというキーワードで検索してみると、github.comの記事がヒットしました。
この記事で回答者が説明している中に、次のような解決法が記してありました。
The new version of Font Awesome also requires font-weight: 900; when you use solid icons in custom css classes.
引用先に曰く、新版Font AwesomeではソリッドアイコンをカスタムCSSクラスで利用の際は、フォントの太さを900と指定する必要があるとのことなので、早速CSSに次のような設定をして当該問題のページで確かめると、きちんとアイコンが表示されました。
li.catid_1:before {
font-family: 'Font Awesome 5 Free';
font-weight: 900;
content: '\f0a1';
margin-right: 3px;
}

ソリッドアイコンの調べ方

そうなると、そもそもソリッドアイコンって何だ?
使用したいアイコンがソリッドかどうかはどこで調べればいい?
この2つが、疑問点として当然挙がるかと思いますが、この辺りは大体見当がついていました。
以前の記事で、Font Awesome 5にはアイコン名のクラスにfabfarfasクラスの中からいずれかを伴うと書きました。
この内、fasとなっているものがソリッドアイコンとなるようです。
なお、fabbBrandsfarrRegularの頭文字ということのようです。
レギュラーアイコンをCSSに記述する場合は、フォントの太さをnormalと指定します。